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令和6年度 第四回生涯研修報告

執筆者の写真: ibashinkaiibashinkai

令和7年2月16日(日)土浦県南生涯学習センターにおいて、令和6年度 第四回生涯研修が行われました。

講師には、昨年の研修でお世話になった小宮先生からのご紹介で、神奈川県相模原市で「在宅支援クリニック 彩」を開院され

東京都町田市にて「鍼灸院Lapis Three」の代表をされている総合診療医の秋山貴志先生をお招きし、鍼灸師の可能性と未来に

ついてドクターからの目線で、熱く語って頂きました。

自らが体験した眼精疲労の苦しみについて、それを鍼灸によって助けられ、その可能性に気づかされ、もっと多くの人に

この経験と可能性を知らせたい!ということでした。そのためには、鍼灸師である我々がもっと専門性を持ち、各々の積み上げた

データを結果として開示し、アピールしていく必要があるとおっしゃっていました。

病院では、なかなか良くならない患者を多く抱えているが、そこから、鍼灸へというツールもできてはいない。

食養生や予防医学の大切さも伝えきれていない。

プレゼンティーズムの改善や慢性疼痛による経済損失に鍼灸が力を発揮できれば、医療費削減や経済発展の力にもなれると考えておられます。

治らない現代病(仮)に携わり、これからの日本を良くしていくためには、「鍼灸」が必要と、ドクターの秋山先生は本気で考えています。

と同時に、まだまだ鍼灸の認知度の低さ、鍼灸院経営の難しさも危惧されています。

私たち鍼灸師も、知識と技術と専門性を持ってデータとエビデンスを積み上げ、結果を出していかなければならないと感じました。

そうすることで、一人でも多くのドクターが秋山先生のようなお考えを持って頂き、相互に連携しあえればいいなと思います。

治らないから鍼灸でも・・・ではなく、「この疼痛疾患なら、この内科疾患なら、こんな症状には鍼灸だよね。」となるように、

健康な体づくりの「予防医学」の選択肢に「鍼灸」を目指して!!


文責 張替



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